Benry

大切な桜の木、元気になりますように

2020/9/4/span>小田急鶴川店

先日、桜の木の伐採のご依頼がありました。
伺ってみると、根本が細く、上が大きい頭でっかちな、妙な形の桜があり
アンバランスなせいで傾きかけていました。
また、切り口から菌が入り、桜の木に広がっていました。
話を聞くと、昨年、価格の安いボランティア的な組織に依頼し、枝切りをしたとこのと。
それから、花も咲かなくなってしまったようです。

「枝切り」って木の枝を切るだけって思いますよね。
私もこの仕事を始めるまではそう思ってました。でも違うんです。
木も命のある生き物。
人間と同じように体質、かかりやすい病気も違うんです。
桜は専用の薬を用意し、枝を切る際には道具を全部消毒し、慎重に切らないと病気になってしまうそうです。

当社の対応として、枝切の依頼でしたが
今回枝を切ると、おそらく桜の木が耐えられないであろうと判断ました。
木が弱っていることをお話しし、枝切をするのをやめさせていただきました。
その代わりに、まずは気が元気を取り戻してくれるよう
栄養剤をまくとともに、切り口に薬を入れ、病気を治すことから始めました。

「この桜、この家を建てたときに主人の兄が贈ってくれた桜なんです。もう50年位前ですが・・・
また、咲いてくれるかな・・・」

私も、次の春、桜が元気になって花をつけてくれることを祈ってます。
来年になったら、様子をうかがいに、お伺いしようと思ってます。

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